「生誕100年・吉田達麿展」
2010年5月15日(土)〜22日(土) |
「牡丹」 油彩20号 「耶馬溪」 油彩15号
今年は郷土が生んだ洋画家・吉田達麿の生誕100年にあたります。春陽会で活躍され、
詩情豊かに重厚な透徹した逸品を数多く残された。これを記念して、このたび、ご遺族の
ご協力などを得て、油彩画を中心に水墨画などを含め30余点の秀品を展覧いたします。
吉田達麿年譜
1910 5月6日、豊前市狭間に生まれる。
1935 大谷大学文学部国史科を卒業。
1936 春陽会第14回展に2点出品し、初入選を果たす。
1938 春陽会第16回展で春陽会第一席を受賞する。
1939 春陽会会友に推薦される。
1941 春陽会会友賞が創設され、これを受賞する。
1943 春陽会会員に推挙される。文展無鑑査に推挙される。
1948 福岡西日本新聞社において大個展を開催する。
1954 奥の細道写生絵巻の制作旅行へ出かける。「水墨細道図巻6巻」を作る。
1964 タイ・ビルマ・インド・セイロンの仏寺を巡る。
1971 ビルマ・ネパール・インドを巡回・仏教・ヒンズー教美術の遺構等を見学。
1978 「水墨画作品展」 (マスダ画廊)
1980 「吉田達麿画集」出版。
1985 「油彩作品展」 (マスダ画廊)
1991 福岡県立美術館にて個展を開催する。
1995 2月20日 没